新宿の「テアトル新宿」で27年1月3日から、「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」のセレクションイベント「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭セレクション」が開催される。
「デジタルツールの普及によって、映像クリエイターの表現は年齢や経験、国境をも越え、新たな広がりを見せると同時に、様々なビジネスチャンスも生まれています。」と、映画祭の経緯を語る担当者。
同映画祭は、デジタルで撮影・制作された作品のみにフォーカスした国際コンペティション映画祭。2007年に長編部門最優秀作品賞を受賞したヌーリ・ビルゲ・ジェイラン監督は、翌年にカンヌ国際映画祭監督賞を受賞するなど、若手の登竜門としても知名度のある映画祭だ。
今回のセレクションイベントは、2013年・2014年に同映画祭で上映された日本映画の中から厳選した劇場未公開9作品の特集上映を行う。
「韓国・釜山国際映画祭でも上映された『ロマンス・ロード』、イギリス・レインダンス映画祭で上映された『震動』をはじめ、国内外で高く評価されながら劇場未公開となっていた良作が揃いました。いずれも日本映画の未来を担う、気鋭の若手監督の野心に溢れた豪華ラインナップです」と、イベントの見所も語った。
開催は23日まで。上映作品などの詳細は http://www.skipcity-dcf.jp/index.html にて。