新宿高野ビルのグッチ新宿（新宿区新宿3）3階イベントスペースにて、9月13日よりチームラボ（文京区）によるデジタルインスタレーション作品「Infinity of Flowers」が展示される。

　プログラマーやエンジニア、数学者、建築家、CGアニメーター、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、絵師、編集者などスペシャリストから構成されるチームラボは、アートやデザイン、サイエンス、テクノロジーなどジャンルの垣根を越えた活動を国内外で展開している。

　同作品は「東京に咲く花々」をモチーフにした参加型のインスタレーション。コンピュータープログラムによってスクリーン上にリアルタイムで花の誕生と死滅が描かれ続け、人が触れると画面の花も反応して一斉に舞う。映像は鑑賞者の影響を受けながら常に変容し続け、同じ状態が再現されることはないという。また新宿通りに面した1階店舗入口の8メートルに及ぶショーウィンドー部分にも「インタラクティブスクリーン」が設置され、3階と同じ作品を体験できる。

　「『Infinity of Flowers』はお客さまが参加することで完成するアート」とチームラボの広報担当。「あらかじめ計算して作った映像ではなく、近づく人の振る舞いや人数などによって絵が変わるので、二度と見ることのできない景色が無限に広がっていく様を楽しむことができる」とも。

　開館時間は11時～20時（最終入場19時30分）。会期中無休。観覧無料。28日まで。