新宿シネマカリテ(新宿区新宿3、TEL03-3352-5645)で、8月2日から「アサイラム・フェスティバル」が開催される。
カリフォルニア州を拠点とするアサイラムは、「モックバスター」と呼ばれる大ヒットメジャー映画の模倣作品をはじめ、巨大なサメやワニなどが登場するインパクト重視の作品を製作する映画会社。一部の映画ファンから熱狂的な支持を集めている。
新宿シネマカリテでは、5月の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2014」にてアサイラムの「メガ・シャークVSメカ・シャーク」を上映し好評を博したことから今回のイベント開催が決まった。
期間中は日本初上陸の3作品を含む計8作品を日替わりで上映。初日の2日は、21時15分の上映開始前に「地球防衛未亡人」「日本以外全部沈没」の河崎実監督とお宝映画発掘家の中野ダンキチさんを迎えてトークショーも行われる。
アサイラムの魅力について、リリース元であるアルバトロス・フィルム(中央区)の男澤さんは「“本家”よりチープながら有無を言わせない勢いがあることと、短い製作期間でヒット作にタイミングを合わせてくるフットワークの軽さ。加えて巨大生物を無理やり戦わせるというコンセプトのおもしろさも受けている」と話す。日本では特に巨大ザメの登場する作品が人気で、「メガ・シャークVSメカ・シャーク」のように、日本側からアサイラムに要望を出して相談しながら製作することもあるという。
上映は連日21時15分~。鑑賞料は各1,000円(全席指定)で、2回目以降は半券持参で800円となる。22日まで。上映スケジュールや前売り券情報など詳細は新宿シネマカリテおよび同イベント公式サイトにて確認できる。