新宿駅東口の「ユニカビジョン」(新宿区新宿3)で、3月16日までロックバンド「怒髪天」のライブ映像が上映されている。

　怒髪天は、1984年に結成した増子直純さん、上原子友康さん、清水泰次さん、坂詰克彦さんからなる北海道出身、平均年齢46.5歳の4人組ロックバンド。1991年にメジャーデビュー、自らの音楽を「JAPANESE R&E（リズム＆演歌）」と称し一貫して人生賛歌を歌い続けてきた。活動一時休止や再メジャーデビューなどの逆境を乗り越え、ここ数年知名度と人気が上昇。バンド結成30周年を迎えた今年1月、初の日本武道館公演を行った。

　今回は武道館公演の模様を収めたDVD「怒髪天結成30周年記念公演 “いやぁ、こないだ、ほんと、どうもね。” LIVE AT BUDOKAN」（3月19日発売）から、「酒燃料爆進曲」「流れる雲のように」「団地でDAN!RAN!」「オトナノススメ」「歩きつづけるかぎり」「雪割り桜」のライブパフォーマンスをすべてフルバージョンで上映する。

　ユニカビジョンは、1画面約100平方メートルの大型LEDビジョンを3面使用した日本最大級の街頭ビジョンで、靖国通り沿いや西武新宿駅前、JR各線では大ガードを通過する車両内からも見ることができる。運営する株式会社ユニカPR事業部の櫻井さんは、「弊社では毎回独自の目線でセレクトした旬のアーティストのライブパフォーマンスやミュージックビデオを紹介する『MUSIC INFO SPECIAL EDITION』という番組を放送しており、今後注目していきたいアーティストということで怒髪天を特集することになった」と語る。

　上映は毎日10時、12時、14時、16時、18時、20時の6回。