新宿御苑(新宿区内藤町11、TEL 03-3350-0151)で3月25日より、「春の特別開園」が始まった。
広大な面積を誇る同苑には、寒桜やシダレサクラ、日本を代表する種・ソメイヨシノ、里桜など約75種の桜が植樹されている。 桜の数は1,500本にのぼるため、1カ月と長い期間、花見を楽しめるのが特徴。
同苑で最も早い寒桜の開花は1月19日で、昨年より20日早い開花だったという。管理事務所の担当者は「暖冬の影響でソメイヨシノの開花もかなり早まるかとの予測もあったが、3月に入っての冷え込みが影響したのか、昨年より2日早い3月21日の開花にとどまった」と話している。ソメイヨシノの満開については「気候の寒暖にもよるが、3月末~4月初めが見ごろでになるのでは」と話している。
同苑の年間来場者数は約100万人。このうち「春の特別開園」の時期には1カ月で、その約4割にあたる約40万人の来園があるという。
開園時間は9時~16時(閉園は16時30分、4月14日のみ10時30分開園)。
4月24日まで。期間中無休。