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新宿・文化学園服飾博物館で「織りの服、染めの服」展-染織体験も

縫取織(ぬいとりおり)という技法で作られているというブータンの着衣「キラ」(1970~80年代)

縫取織(ぬいとりおり)という技法で作られているというブータンの着衣「キラ」(1970~80年代)

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 新宿の文化学園服飾博物館(渋谷区代々木3、TEL 03-3299-2387)で10月17日より、企画展「織りの服、染めの服」が開催されている。

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 同館ではこれまでに、かすりや藍染めなどの技法に着目した展示を行い、「地域や民族による違いを浮き彫りにしてきた」(広報担当者)という。同展では、それらをまとめ、染織におけるさまざまな技法を一堂に展示・紹介している。

 会場では、日本の着物や世界各地の民族衣装などに使われている、さまざまな織りや染めを技法別に紹介している。「難しい技法はサンプルや動画で解説するコーナーを設けた。実際に布に触ることができるコーナーもあり、理解しやすいようにした」

 特別企画として、染織を体験できるワークショップ「体験してみよう!」も開催。絞り染め(11月2日)、絹糸作り(11月3日)、友禅染(11月4日)が体験できる(当日申し込み、各日先着5人、要入場料)。

 「自分の選ぶ服に、染織の技術がどのように生かされているかを知ることで、『着る』ことがもっと楽しくなると思う。ぜひ来場いただきたい」

 開館時間は10時~16時30分(11月9日、12月7日、12月21日は19時まで)。日曜・祝日休館(11月3日・4日は開館)。入館料は、一般=500円、大高学生=300円、小中学生=200円。12月22日まで。11月10日、12月1日にはギャラリートークも予定(先着30人)。

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