東新宿のオフィスビル「新宿イーストサイドスクエア」（新宿区新宿6）が9月3日、オープンした。

　同ビルは、2009年より進められてきた民間都市再生事業地区「新宿イーストサイド」内に建設されたオフィスビル。三菱地所、日本土地建物、大和ハウス工業、平和不動産などが共同で開発したもの。地上20階、地下2階のうち、1階～20階の約11万2000平方メートルがオフィスゾーン、地下1階・地上1階の約4500平方メートルが商業ゾーンとなる。

　オフィスゾーンにはスクウェア・エニックス・ホールディングス、ガイアホールディングス、データホテルが入居する。「大手外資系金融機関などの有力企業が今後順次入居する予定」とも。

　商業ゾーンには計16の店舗が出店。飲食店＝コーヒーショップ「タリーズコーヒー」、居酒屋「かっぽうぎ」、麺・丼・酒処「若鯱家」、おむすび専門店「おむすび権兵衛」、天丼「てんや」、イタリアン「トラットリア ダ ルイジ／バール ディ ルイジ」、和定食「大戸屋ごはん処」、中国料理「祥龍房」、持ち帰りずし「京樽」、回転ずし「海鮮三崎港」、サンドイッチとクレープ「モミ＆トイズ」の計10店、物販＝コンビニエンスストア「ローソン」、ドラッグストア・調剤薬局「どらっぐぱぱす」の計2店、クリニック＝内科医院「新宿イーストサイドたけうち内科」、歯科医院「新宿イーストサイドスクエア歯科」、フィットネス＝「ティップネス」。今年12月には、さらに1店舗の開業を予定する。

　担当者は「オフィスゾーンの就業者の方のみならず、地元新宿の皆さんの日々の生活をサポートできれば。気軽にお立ち寄りいただきたい」と話す。

　商業ゾーンの営業時間については店舗によって異なる。エリアとしては24時間開放。「地下鉄との連絡口は終電後に閉まるが、一般通路からは深夜でもアクセス可能」だという。各店の営業時間はホームページで確認できる。