東京オペラシティタワー(新宿区西新宿3)1階に7月7日、国内2店舗目となるベーカリーレストラン「ル・パン・コティディアン」(TEL 03-6276-4815)がオープンした。経営はルパンコティディアンジャパン(港区)。
ル・パン・コティディアンは、1990年にベルギーで発祥し、現在は世界16カ国、165店舗を展開するベーカリーレストラン。オーガニック素材を使った「シンプルでエレガントな」メニューが特徴。同社は2010年3月、日本における独占ストアライセンス権などを獲得し、2011年1月に第1号店を芝公園(港区)に出店した。
同業態では出店場所ごとにコンセプトを決めており、国内2号店となる同店は「芸術」。同プロジェクトマーケティング担当、伊藤忠商事の堀川さんは「新国立劇場に寄り添う場所でありながら、オフィスワーカーが多数いるという特異なロケーション。ランチタイムの需要や仕事終わりに一杯、観劇の前にくつろげる場所の提供を目指す」と話す。
店舗面積は294平方メートル。カウンター9席、テーブル90席の計99席。店内は「古い伝統的な農家のイメージ」をベースとし、木製のフロアやアンティークの家具、レンガなどでデザイン。「どの店舗にも置かれている」という「コミューナーテーブル」も配置する。
代表的なメニューの「オーガニック小麦のベーカーズバスケット」(S=680円、L=980円)、オープンサンドの「タルティーヌ(シュリンプ&アボカドwithマンゴー)」(1,380円)などのほか、同店限定メニューとして、「フムス」「ツナサラダwith 白インゲン」「ベビーリーフ」の3種のメニューをワンプレートにのせた「トリオサンプラー“コンサート”」(1,200円)などを提供する。
バーカウンターにはベルギードラフトビールのサーバーも設置した。
営業時間は7時30分~23時。