新宿高島屋(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1974)1階JR口特設会場で7月19日より、「ミュージックジャケットギャラリー2012」が開催される。
「時代を反映しながら音楽の魅力を伝えてきた」CDなどの音楽パッケージのジャケット約400点を一挙に展示する同イベント。2007年より年1回のペースで開催しており、今年で6回目。CDジャケットを製造する一九堂印刷所(中央区)や金羊社(大田区)、ジャパン・スリーブ(墨田区)、CDディスクメーカーなど8社が合同で主催する。
会場では、CDジャケット約65点を展示し、来場客が最終投票する「『ミュージック・ジャケット大賞2012』大賞・特別賞候補作品公式ギャラリー」、CDジャケット200枚でマージービート以来の英国音楽の歴史を振り返る「ブリティッシュ・ロック&ポップスの50年」、紙ジャケット、ピクチャーレーベル、SACDなどさまざまな形態や仕様で発売された作品約80点をパネルと現物で展示する「音楽CD、30年の変遷/音楽CDができるまで」を展開。そのほか、高品質CD聴き比べ、CD以外の音楽記録メディアを紹介する「CDだけじゃない、レコーデッド・メディア」、ブルーレイディスクの音楽タイトル約15作品を上映する「音楽ブルーレイディスク映像放送」も。
金羊社の中村博久さんは「今年はCDが発売されて30周年という記念すべき年。昨今CDマーケットが局面を迎えている中、モノとしての音楽パッケージの価値や魅力を多くの方々に、これを機会に知って感じていただき、若い音楽活動を目指す方やアートスクールの学生たちのヒントになれば」と期待を寄せる。
開催時間は10時~20時(最終日は19時まで)。今月24日まで。