伊勢丹新宿店(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1111)で6月6日より、「第3回チアアップ!ニッポンの“食”展」が開催される。
同展は「もっと日本を元気にしよう!」を合言葉に、全国各地の生産者が手掛けた「こだわりの味」を一堂に集めた「食の祭典」。2010年の第1回開催時には約1万3800人、第2回には約1万6900人の来場者があった。
岡山県新見市の新見漁業共同組合は「新見フレッシュ・キャビア」(30グラム、1万500円)を販売。生きたままのチョウザメから採卵しているため、本来のやさしい味わいに仕上がっているという。廃校になった小学校のプールを使って生産し、地域の資源活用や雇用保障などの地域活性化にも役立ている。三重県松阪市の三重エスカルゴ牧場は、養殖に成功した最高級ランクのポマティアという種類のエスカルゴ(4個、2,625円)を販売。そのほか、全国各地から約100店が登場する。
今回は「全量純米蔵を目指す会」に所属する20の酒蔵で造られた純米酒や、山梨県勝沼町で収穫された甲州種のブドウを100%使った「勝沼町収穫甲州ヴィンテージ2011」(750ミリリットル、1,680円)など、アルコール類も豊富に販売。銀座「グレープ・ガンボ」オーナーの勝山晋作さんによるワインバーも開設し、さまざまな銘柄のワインをグラスで提供する(1杯735円より)。
イートインでは「シェフと日本の生産者のコラボレーション」をテーマに、人気シェフ6人が手掛けたオリジナルのパスタを日替わりで提供する。前菜をセットにした「シェフが応援する生産者の食材を使ったパスタセット」は1,260円。席数は50席程度を予定。
アシスタントバイヤーの杉崎さんは「全国各地のこだわりの味を楽しみながら、日本というふるさとの「元気」を応援しましょう」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。今月11日まで。