小田急百貨店新宿店（新宿区西新宿1, TEL03-3342-1111）は、11月11日の靴下の日に合わせて「絆ソックス」を販売している。

　「靴下の日」は、靴下を2足並べた時の形が「11 11」に見えることから、日本靴下協会が1993年に制定。年に一度、同じ数字のペアが並ぶことから、「ペアーズデイ（恋人の日）」とも言われている。

　今年は2011年11月11日と1がさらに並ぶため、同百貨店では、家族も含めた絆を確かめ合ってもらおうと、「絆ソックス」を販売。「絆ソックス」は左右の柄が違う靴下で、紳士用・婦人用・子ども用の3サイズがあり、別々のペアの左右の柄がそれぞれ同じ柄になっている。例えば、お父さんの左足と子どもの右足、子どもの左足とお母さんの右足、お母さんの左足とお父さんの右足、というように、片方ずつおそろいの柄で履けるのが特徴。

　同店によると、20代くらいの女性が、自分用と両親というくくりで購入するケースが多く見られるという。3階服飾雑貨売り場担当バイヤーの岡部葵さんは「自分の両親が被災地にいるため、『絆』を感じさせる商品企画に共感し取り扱った」と話す。

　紳士用と婦人用（各1,050円）、子ども用（735円）。売り場では「親子エピソード」を募集しており、親子などをテーマにした心温まるエピソードを投函（とうかん）すると抽選で20人に、靴下と同じ生地を使用したペットボトルホルダーが、さらにその中から1人には売り場に展示している親子のくまのぬいぐるみが当たる。応募期間は11月15日まで。

　営業時間は10時～20時30分（日曜・祝日は20時まで）。