小田急百貨店新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-1111)で10月1日より、乳がんの早期発見・診断・治療の大切さを啓発する「ピンクリボンキャンペーン2011」が始まる。
店内に貼られる「ピンクリボンメッセージポスター」(関連画像)
1980年代にアメリカから始まり、いまや世界中に広がった「ピンクリボン運動」。10月の「乳がん月間」に合わせ、同店でもさまざまな取り組みを実施する。
本館地下2階の「トロワグロ」では、キャンペーンにちなんだオリジナルのパンを製作・販売。フランスパンをハート型にアレンジした「ハートのフランスパン」(180円)、クランベリージャムを包んだハート型のパンにホワイトチョコを載せた「クランベリーホワイトチョコ」(260円)、サクサクしたデニッシュ生地の食感が楽しめる洋ナシのパイ「ピンクハート」(280円)の3種。売り上げの一部は、女性特有の病気に関する正しい情報の普及・啓発活動を行う女子大生が主体の団体「女子大生リボンムーブメント」に寄付する(販売期間は11月8日まで)。
同店のさまざまな部署、年齢、性別の60人の従業員が、同僚や家族、友人、自分自身などに向け「健康」をテーマにメッセージを記入。そのメッセージカードをつなぎ合わせてポスターを製作し店内に掲出する。
本館2階の「サンドリーズ・アレー」では、「Health & Beauty & Smile」をテーマに、みそを使ったスイーツや、ピンクリボン協賛の純銀アクセサリーを販売(10月4日まで)。ほかにも、「乳がん検診ガイドブック」の配布や、各階のトイレに啓発メッセージステッカーの掲出。10月8日(11時~)には「小田急マンハッタンヒルズ」の対象店で2,000円以上の食事をした先着500人にバラ・トルコキキョウ・アルストロメリアなどの花を進呈する。
「当社ではピンクリボンキャンペーンを始めた2009年から、従業員向けの健康診断の際にマンモグラフィー検査ができる巡回車を導入しており、受診率が大幅にアップするなど意識が高まっている。今年は従業員が手書きのメッセージを入れたポスターを用意するなど、お客さまはもちろん従業員同士でも意識を高めあう風土が育ってきている。一人でも多くのお客さまに知っていただき受診のきっかけになれば」と同店広報担当の吉永さん。
営業時間は10時~20時30分(本館5階~11階、日曜・祝日は20時まで)。10月31日まで。