伊勢丹新宿本店(新宿区新宿3、TEL 03-3352-1111)で12月26日、若手アーティストとして活躍する川上俊さんがVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)を手がけたキャンペーンが始まった。
伊勢丹全館のテーマ「未来への積極性」に基づき、川上さんが本館とメンズ館の計21面のウインドーと本館1階・The Stageのアートディレクションを手がけた。川上さんは、「artless」名義でアートディレクターとしても活動しており、今年「カンヌ国際広告祭」デザイン部門で金賞を受賞した。
書家・宮村弦さんとコラボレーションした「書」と、皇居で撮影した「松」を融合させ、書の勢いや繊細な筆の流れを用いて、グラフィックコラージュによる景色を作り出している。川上さんは「日本らしさを伝えつつも伝統に傾倒することのない、新しい世界観を生み出すことができると自負している」とコメントする。
同キャンペーン広報担当者は「年末から年始にかけて、凛とした空気感をぜひ楽しんでいただければ」と話す。
営業時間は9時~20時。1月11日まで。