帝国データバンクによると、声優やアニメ制作者などを養成する「代々木アニメーション学院」(渋谷区代々木1)の運営を手がける代々木ライブ・アニメイション(同)は12月6日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債額は約22億円。
同校は「代アニ(よあに)」の通称で知られ、東京本部校のほか、札幌、仙台、大宮、アキバ、横浜、金沢、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡にも教室を開設し全国で12校を展開している。生徒数は約6,000人。専修学校ではないため卒業生には専門士の称号は与えられない。
2006年4月には、落語家の三遊亭楽太郎さんが学院長に就任したが、同5月には、入学を辞退した場合、学費の全額が戻るかのように誤解させる広告が景品表示法違反だとして公正取引委員会から排除命令を受けている。