新宿の「福家書店新宿サブナード店」(新宿区歌舞伎町1、TEL 03-3350-0329)で10月19日、愛川ゆず季さんの著書「血心(けっしん)私はプロレスラーになれるのか!?」(発行=マーブルトロン、発売=三交社1,365円)の出版記念イベントが開催された。
愛川さんがグラビアアイドルに、そしてプロレスラーになるまでの「決心」をつづった同書。「血心」というタイトルで、練習でできた傷やあざ、「決心」という強い心がないとプロレスは続けられないことを表現したかったという。イベントでは、握手会と囲み取材が行われ多くのファンが駆け付けた。
同じ事務所の元女子プロレスラー・風香さんに誘われ、半年前からトレーニングを開始した愛川さん。もともとジムで鍛えるのが好きだったことと、8年間テコンドーをやっていたこともあり抵抗や迷いはなかったという。でんぐり返しから始め、徐々に受け身を取れるようになり、スパーリングやシュートボクシングなどで厳しいトレーニングを重ねてきた。「やめようと思ったことはないが、マネジャーに泣きながら電話したこともあった」と振り返った。
愛川さんは「グラビアアイドルで、同じ練習に耐えられる人はいないと思う。やるからには、7色の『ゆずポンキック』で勝利したいし、女子プロ界のナンバーワンになりたい。グラビアアイドルは続けていくが、リングに上がったら戦う女の子」と話す。
7色の「ゆずポンキック」とは、7種類の蹴りに赤、青、イエロー、ピンク、ゴールド、シルバー、グリーンの7つの色を名付けたもの。「初の書籍なので、ぜひ読んでほしい。強い心を持てば、ゼロからでもスタートできることを伝えたい。女性にも読んでもらえたら嬉しい」と呼びかける。
デビュー戦は10月31日、新木場ファーストリング(江東区)で行われる。