2016年東京オリンピック・パラリンピック招致を応援する巡回展覧会「2016 Exhibition」が8月11日、東京都庁南展望室(新宿区西新宿2)で始まった。
同展は、広告ディレクター、デザイナー、カメラマン、イラストレーターなどのクリエーターのほか、アスリートやタレント含む204人が、「東京オリンピック・パラリンピック」をテーマとした名刺サイズのカードを展示する。参加者は、歌手の水前寺清子さん、前東京ヤクルトスワローズ監督の古田敦也さん、アナウンサーの中井美穂さんなど。今月6日~11日には青山のギャラリーでも開催された。
作品のカードは各200枚以上ストックされ、来場者は入り口で5色ある五輪カラーのボックスから好みのものを選び、その中に好きなカードを入れて持ち帰ることができる。カードの裏面にはクリエーターの連絡先やブログなどが記載してあるため、直接連絡を取ることも可能。
同展実行委員会の武笠さんは「この展示は来場者と出品者が『出会う』、小さなオリンピックを表現しようという狙いもある。先日、渋谷で行われたオープニングセレモニーには、多くのクリエーターも参加し交流を深めていた。新宿は特に、海外からの観光客が多く来場しており、用意した500個の箱が20分でなくなってしまうほど盛況だった」と話す。
開催時間は9時30分~17時。展示日は今月11日・12日、9月16日・17日の4日間。