タカシマヤタイムズスクエア本館12階に4月23日、「ユニクロ新宿高島屋店」(渋谷区千駄ヶ谷5、TEL 03-5361-1733)がオープンした。
同社は、広域新宿圏に「ユニクロ新宿西口店」(新宿区西新宿1)、「ユニクロ新宿マルイカレン」(新宿3)、「ユニクロ新宿三丁目店」(新宿3)など約10店舗を展開。同店の店舗面積は約500坪で、標準店舗の約2.5倍。百貨店やショッピング・センター内の店舗としては国内最大の売り場面積となる。
店内は「リラックス・コンフォート」「スポーツ」「クール・ビズ」というコンセプトでゾーニングする。ディスプレー用のガラス・ケースを設置し、「最旬」のユニクロを表現していく。「百貨店の老舗である高島屋と当社の異なる特性を持った方に来店していただくことで、両者の相乗効果を発揮し新たな顧客を生むはず。新宿南口のランドマークであるタイムズスクエアに出店すること自体がユニクロとして新しい情報発信源となる」(同社大笘上席執行役員COO)。
オープン当日は雨にもかかわらず、開店前に約300人が並び、オープンから15分で約1,000人が行列を作ったため入場制限を行った。他店のオープン初日と比べ、20~40代の幅広い年齢層が来店し、12階フロアの通路に長い行列ができた。同社広報担当の五十嵐さんは「おしゃれな人が多いように感じる」と話す。
オープンから3日間は、夏の定番として同社が打ち出している「シルキードライインナー」「サラフィンドライインナー」のほか、「ポロシャツ」「ブラトップ」「UT」などのアイテム、同店でのみ販売する花柄やチェック柄のデザインワンピースを690円~1,990円の特別価格で販売する。オリジナルトートバックも各日先着500人に配布(1人1点まで)。
営業時間は10時~21時。今後も全国の主要都市中心部に大型店舗を積極的に展開するほか、年内には上海にグローバル旗艦店を開業する予定。