なかのZEROホール(中野区中野2、TEL 03-5340-5000)で2月4日、京都創生座による公演「四神記-神降る都の物語」が行われる。
京都創生座は、能・狂言・邦舞・邦楽などの伝統芸能の創造や発信、京都の若手伝統芸能家を中心に公演を行っている。
今回は、京都創生座プロジェクトチームのメンバーが中心となり企画立案した新作公演。「かつては四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)に守られ豊かな自然に囲まれ繁栄した都。しかし、開発の名の下に進められてきた環境破壊によって、その美しい姿は失われようとしていた。開発を推し進める権力者の求めに応じ家来となった純粋な一人の男が、自分たちにとって本当に大切なものは何なのかを追い求め、真実を求める戦いに挑む」という内容。演出は前原和比古さん、脚本は平山聡子さんが手がける。
広報担当者は「さまざまなジャンルの伝統芸能界の若手が一堂に会し、地歌舞、歌舞伎舞踊、能楽の仕舞などの舞踊と音楽をたっぷりと楽しむことができる。すべてのジャンルを越えたコラボレーションによるクライマックスにも期待してもらえれば」と話す。
開演は19時。チケットは、S席=一般4,500円、A席=一般3,500円・学生2,500円、B席=一般2,500円・学生1,500円。未就学児童の入場不可。