京王百貨店新宿店で「元祖駅弁大会」-約200種類の駅弁とご当地カレー

「天草大王 地鶏めし」(1,050円)を販売する「鮎屋三代」の「より藤」(後半から実演販売で登場)

「天草大王 地鶏めし」(1,050円)を販売する「鮎屋三代」の「より藤」(後半から実演販売で登場)

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 京王百貨店新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-2111)の7階催事場で1月14日より、「第45回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」の後半が始まった。

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 1966(昭和41)年に閑散期の集客アップを狙って始まった同イベント。毎年冬に開催され、今年で45回目となる。同社が開催するイベントの中でも、継続年数、規模、集客においてトップを誇る。

 会場では、茨城と沖縄を除く45都道府県の駅弁約200種類を販売する。昨年1月に開催した44回目の売上高は6億8,900万円(前年比6.4%、歴代3位)。期間中、約40万個の駅弁を売り上げた。

 昨年の実演販売での売上個数ベスト5は以下の通り。
1位 「いかめし」(500円)-北海道 函館本線 森駅(56,168個)
2位 「牛肉どまん中」(1,100円)-山形県 奥羽本線 米沢駅(24,858個)
3位 「甲州かつサンド」(650円)-山梨県 中央本線 小淵沢駅(21,822個)
4位 「かきめし」(980円)-北海道 根室本線 厚岸駅(18,504個)
5位 「飛騨牛しぐれ寿司」(1,200円)-岐阜県 高山本線 高山駅(16,430個)

 今年のメーン企画は、新年の商売繁盛と良年祈願の思いを込めたという「駅弁対決シリーズ『おめで対決』」。「桃太郎の祭りずし」(岡山県・山陽本線岡山駅、1,000円)、初登場の「鯛寿司」(兵庫県・山陽本線姫路駅、850円)、「伊勢海老弁当」(静岡県・伊豆急行線伊豆急下田駅、1,400円)を展開する。

 ほかにも、女将(おかみ)が手がけた駅弁が並ぶ「女将さん奮戦記~東北編~」特集、牛たん弁当の十色販売を行う「ご当地グルメ」特集、「がんばれローカル線」特集などを展開し、地域の駅弁や名産品が登場する。

 同百貨店の広報担当者は「今年注目されている坂本龍馬にちなんで、高知県の『うまいもの』、長崎県、鹿児島県の駅弁が登場するほか、全国から集めた約120種類のご当地レトルトカレーも展開している」と話す。

 営業時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月19日まで。

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