新宿のリビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)で3月13日から、「NIPPON MONO ICHI 和のある暮らしのカタチ展」が始まる。今回で4回目。
同展の目的は、「伝統工芸と先端技術を組み合わせ、新たなカタチを生み出すことに挑戦する生産者を応援すること」。作り手と使い手のコミュニケーションを図る参加型の展覧会。既に開設されている特設サイトでは、使い手から作り手に「応援メッセージ」の投稿もできる。家具やファッション雑貨などの生活用品、木工、陶磁器、ガラス、和紙、染織、金属などの作り手53社を全国から選び展示する。手すき和紙で作った地球儀型のちょうちん照明、リサイクル素材を使用した食器、シンプルな3つの形のヒノキの積み木、スズのキッチン用品など。
「日本ならではの緻密な技、繊細な使い心地は現代の生活者の嗜好(しこう)に応えるもの。ものづくりの背景を知り、こだわりをもって選ぶことは、都市生活者のライフスタイルに新たな発見と出会いを生む機会になるはず」(広報担当の木村さん)。
連動イベントとして作品コンテストも実施。「MESSAGE」をテーマに、ものづくりのストーリーを紹介。グランプリから3位までは来場者の投票で決定する。
木村さんは「『日本のものづくり』の伝統から最先端までを紹介する。台所用品、器、文具、バッグ、コスメまでずっと愛用したい日用品が並ぶ。作り手も来場し、ものづくりのストーリーを直接聞くことができるので、ぜひ会場へ足を運んでほしい」と話す。
営業時間は、同13日=12時~19時、14日=10時30分~19時、15日=10時30分~18時。