新宿東口商店街振興組合は12月23日午後、新宿東口・南商業地域で百貨店の店長などがサンタクロースに扮（ふん）してごみ拾いをする「新宿東口・X'masサンタクリーン作戦」を行った。

　同イベントは、新宿東口商店街振興組合に加入する法人のメンバーがサンタクロースに扮し、お菓子などを配りながら行進する「サンタパレード」の一環。テーマは「クリスマスでにぎわう新宿のまちに『きれいな新宿』をプレゼント」すること。2班に分かれ、新宿東口一帯をパレードしながらごみを拾い、来街者にエコバッグやお菓子を配布した。サンタに変身したのは同組合会長、JR新宿駅駅長、新宿タカシマヤ店長、三越新宿アルコット店長、フラッグス館長、ルミネ新宿店部長、ルミネエスト店長など。「サンタパレード」は1995年から開催しており今年で13年目。

　新宿東口ピラミッド広場前特設ステージでは、クリスマスミニライブも開催。「ルミネTheよしもと」のライブ、ハンドベルのコンサート、「エイサー踊り新宿チーム」のパフォーマンスなどでにぎわいのあるステージを披露した。

　同組合の安田眞一理事長は「今年は暗いニュースが多かったためか、通行人の方々に昨年以上に喜んでもらえた。来年は明るい年になるといい」と話す。

　新宿東口商店街振興組合は2007年から、「新宿をきれいにいたしましょう」をスローガンに掲げ、毎日16時に「お掃除ブギウギ」の曲を合図にそれぞれの店前・ビル前を掃除する清掃活動も行っている。