京王新宿店で「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」-駅弁対決も

「第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」に出品予定の「特製えびめし」(肥薩おれんじ鉄道出水駅、1,000円)

「第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」に出品予定の「特製えびめし」(肥薩おれんじ鉄道出水駅、1,000円)

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 京王百貨店新宿店(新宿区西新宿1、TEL 03-3342-2111)は1月10日より、7階催事場で「第43回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」を開催する。

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 同イベントは、売上高6億円以上という百貨店の物産展としては最大級の規模となるもので、1966年に約30種類の駅弁を集めて開催した第1回以来、途切れなく行われている名物企画。最近は全国の約200種類に及ぶ駅弁を用意し、多くの弁当業者による「実演販売」も人気を集め、期間中の同店の来場者数は通常の約3割増になるという。

 昨年の実演販売での売上個数ベスト3は、1位=「いかめし」(函館本線森駅、470円)=58,874個、2位=「牛肉どまん中弁当」(奥羽本線米沢駅、1,000円)=23,697個、3位=「氏家かきめし」(根室本線厚岸駅、950円)=13,440個だった。

 今年のメーン企画は1998年から実施している人気シリーズ「駅弁対決」で、同種の素材を使いながら「地域ごとの特徴・こだわりをどう表現するか(同店)を競い合う。今年は「牛肉どまん中弁当」(奥羽本線米沢駅、1,100円)・「但馬の里 牛肉弁当 牛王」(山陰本線和田山駅、1,100円)・「およぎ牛弁当」(山陰本線松江駅、1,200円)の「牛肉三つ巴対決」と、「二色まぐろ重」(東海道本線沼津駅、980円)・「勝浦鰹のたたき漬け炙り盛り」(総武本線千葉駅、920円)の魚素材を扱った「半島対決」の2本立て。

 ほかに「頑張れローカル線シリーズ」の「特製えびめし」(肥薩おれんじ鉄道出水駅、1,000円)、「B級ご当地グルメ駅弁」の「駅弁版 富士宮焼きそば弁当」(身延線富士宮駅、780円)、「復刻駅弁シリーズ」の「復刻チキン弁当」(東京オリンピック当時企画、800円)など、さまざまな切り口で駅弁の楽しさを提供する。同店担当者は「手軽に旅行気分を味わい、旅にまつわる思い出や生まれ育った故郷の記憶を懐かしんでほしい」と話す。

 期間中には特別ウェブサイト「駅弁大会への道'08」を開設し、大会の目玉企画や人気駅弁の紹介、駅弁業者や同店イベント担当者の意気込みや苦労話などを約40日間にわたって随時更新する。

 営業時間は10時~20時。今月22日まで。

京王百貨店駅弁大会への道'08

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