「新宿SDGsフェス2025」が12月20日、新宿区立新宿中央公園(新宿区西新宿2)ファンモアタイムひろばで開催される。主催はNPO法人「新宿環境活動ネット」。開催は今年で4回目。
「まちの先生見本市!」は2002(平成14)年から毎年1回、区内小・中学校を会場に開催してきた。過去回のイベントで来場者数は2万人を超えるという。2022年より会場を新宿中央公園内に移し、同フェスをリスタートした。
地域で「環境」「サステナビリティー」に関する専門的な知見や独自のノウハウを持つ環境の専門家たちを「まちの先生」として教育リソースであると捉え、2001(平成13)年、学校などの環境学習を、地域の側から応援する仕組みとして「環境学習応援団」プロジェクトを立ち上げた。同フェスでは、応援団に登録している団体などが一堂に会し、団体間の交流も生まれる場になっている。
当日は、36団体が体験型ワークショップなどのブース出展を行うほか、「環境・社会に優しい」フードコーナーを出店。規格外のバナナを有効活用したバナナジュース、就労支援につながるマフィンや牛丼、子ども食堂の支援を行うオーナーによるケバブサンドなどを販売する。
地産野菜マルシェでは、都内若手農家「繁昌農園」(青梅市)による旬の朝採れ野菜を販売する。
日本フットボールリーグ(JFL)所属のサッカーチーム「クリアソン新宿」と連携し、「親子プロギング」(ジョギングをしながら、ごみ拾いをするフィットネス)ワークショップも実施。事前申込制。
「しんじゅくこどもまつり」も同日開催。同イベントを担当する環境学習コーディネーターの深津美佐紀さんは「当イベントを通じて、新宿ならではの環境活動やSDGsへの取り組みを知っていただき、環境活動の輪が広がればうれしい」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~16時。入場無料。