今年で14回目を迎えるチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2016」が1月27日、新宿NSビル(新宿区西新宿2)で開幕した。名古屋、大阪、福岡などでも順次開催される。
今回のテーマは「カカオの魅惑。ショコラの冒険。」。日本やフランス、ベルギーなど世界19カ国から、新登場のブランドを含む約100ブランドが出展し本場パリの臨場感を再現する。うち8ブランドは女性のショコラティエによる出展。世界で活躍する日本のショコラティエの技が詰まったセレクションボックスやショコラのテイスティングバーも並ぶ。
テークアウトで限定アイスバー「アイスバー エクスキ モモ」を提供するジャン=ポール・エヴァン広報マネジャーの畔上さんは「アイスだけでなくチョコレートも作りたてなので香り高いカカオの鮮度を感じてほしい」と呼び掛ける。
プレスプレビューの会場では、ショコラアンバサダー2016の楠田枝里子さんが「物心ついたころからチョコレートを食べなかった日はない。おいしいチョコレートを食べると、作っているショコラティエに会いたくなる」とあいさつ。30日17時からトークショーを予定する。参加無料。定員50人。
神奈川から来たという主婦は「ここ数年は足を運んでいる。お目当てのブランドのショコラを早く味わいたい」と話していた。関係者は「パリのテロの影響で、いつも本国に行っている方が今回は新宿会場にお越しいただくのではと、前回より多くの来場者を見込んでいる」と話す。
開催時間は10時~20時。入場無料。今月31日まで。