新宿センタービル前と新宿中央公園を結ぶ新宿副都心の中央通りで10月22日から、「Shinjuku Share Lounge 2015」が開催される。

　「『すわる新宿計画』はじまる」をコンセプトに、歩道空間を生かした新たなにぎわい創出の社会実験として行われる同イベント。中央通りに椅子とテーブル、世界各国のメニューを目の前で調理・提供するキッチンカーを配置し、新宿副都心の就業者と来街者に向けてオープンラウンジを提供する。キッチンカーはランチタイムとナイトタイムの2部構成で毎日15～20店舗が出店予定。

　期間中、新宿住友ビルや新宿三井ビルディングなど近隣のビルなどでも音楽ライブやパフォーマンス、屋台などの関連イベントが行われる。

　主催する新宿副都心エリア環境改善実行委員会の広報担当者は「ビジネス街である西新宿エリアは土日や休日は閑散としている。各ビルが持つ公開空地で個別にイベントを行ってきたが、道路に分断されておりエリア全体としてはまだまだ連携できていない。道路部分と公開空地が一体となったしつらえを施して各企業やビルの機能を連携させ、西新宿全体で街を盛り上げていく」と話す。「初めての社会実験で集客数など西新宿のポテンシャルを確認し、来年度以降のにぎわいづくりにつなげていきたい。近隣の高層マンションにお住まいの方や、ホテルに宿泊する外国人観光客の皆さんにもお越しいただけたら」とも。

　開催時間は11時～22時。今月30日まで。