新宿東口のコニカミノルタプラザ(新宿区新宿3、TEL 03-3225-5001)ギャラリーB・Cで、7月15日より特別企画展「“海底散歩”暗闇の中で美世界に出会う ~超・深海展2014~」が開催されている。協力は独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)と江戸っ子1号プロジェクト推進委員会。
昨年に続き2回目となる同展は、2つのゾーンで構成される。深海について学べる「Learning Zone」では、水深200m以深の環境が作り出した高圧・低温・暗闇の世界で生きる生物たちの姿を、標本やパネル、映像で紹介。深海探査機「江戸っ子1号」の原寸大模型などのほか、深海に住むダイオウグソクムシを生きた状態で展示する。照明を暗転した「Feeling Zone」では、高さ2メートル以上もあるチムニー(熱水噴出孔)の大型模型を展示。暗闇の中で懐中電灯を頼りに深海生物のパネルを見ることで深海を疑似体験できる。
19日は14時からトークショー「さかなクンのギョギョッとびっくり深海魚教室」(受付は終了)、27日は14時から特別解説「JAMSTEC 土田真二氏が語る『深海のオアシス』」(当日先着順)を実施。トークショーはUSTREAMでも見ることができる。
担当者は「昨年の開催時は特に子どもたちに好評だった。今年はダイオウグソクムシや江戸っ子1号、チムニーの模型も初登場し、また写真パネルの点数も増やしてより充実した内容になっているので、ぜひご家族でいらしてほしい」と話している。
開催時間は10時30分~19時(最終日は15時まで)。期間中無休。入場無料。8月10日まで。