新宿のBEAMS JAPAN 6階、「Bギャラリー」(新宿区新宿3、TEL 03-5368-7309)で、11月2日から11月14日の間、写真家グレート・ザ・歌舞伎町の写真展、「若松孝二」が開催された。
この写真展は、昨年、惜しまれつつも他界した映画監督、若松孝二の映画作品「実録・連合赤軍あさま山荘への道程」(2008年)と「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」(2012年)の撮影現場を撮影したドキュメンタリー作品となっている。グレート・ザ・歌舞伎町氏の写真展はBギャラリーでは初めて。
「若松孝二監督の一周忌を偲び『新宿』で何かやれることはないかと思った。短い時間だったが、若松孝二が作品に向う姿を撮影できたことは自分にとって非常に大きいことだったので、写真展を行うことで、監督や監督の作品に思いを馳せる人がひとりでも増えたら良いと思い、企画した。」と撮影者のグレート・ザ・歌舞伎町氏。
また、「この写真展をきっかけに若松作品を観て、監督の撮った時代を知り、それぞれの人が自分の生きるこの時代のことを考えるきっかけになったら良いと思う。」とも述べた。
写真展のフォトブックは「Bギャラリー」と「トウキョーカルチャート by BEAMS」(渋谷区神宮前3、TEL 03-3470-3251)にて引き続き発売中。
BEAMS JAPANの営業時間は11時~20時。