東京マラソン財団は、来年2月に開催される「東京マラソン2014」に出場するチャリティランナーの募集を11月15日17時に締め切る。
2011年から取り組んでいる「東京マラソンチャリティ“つなぐ”」は、今大会で4回を迎え、これまでに寄付金総額は4億8077万2895円になる。
「東京マラソンのみならず、シティマラソンは、ボランティアのサポートや都市に住む多くの方々の理解を得て開催している。東京マラソンでは、ランナーへいただいた声援を共有するような気持ちでチャリティに取り組んでいる。沿道の応援から勇気をもらったように、走ることで誰かの幸せを応援したい。それが東京マラソンの目指すチャリティのカタチであると考える」と広報担当者。
また2012年10月1日からはチャリティ・サポートシステム「Run with Heart(ランウィズハート)」を導入し、昨年は1,294人が同システムを通じ寄付を行った(うち138人がチャリティランナー)。
同システムはチャリティランナーを目指し寄付を呼びかけて寄付金を集める「ファンドレイザー」が寄付したい寄付事業を選び、「サポーター」となる家族・友人や知人に寄付への協力を呼び掛け、寄付先事業を支援する仕組みとなっている。サポーターは登録者の想いや選択した寄付先団体の活動に賛同した場合、寄付という形で応援を行う。サポーターからの寄付金総額が10万円以上で、チャリティランナーとして「東京マラソン2014」への参加を選択ができる。
ファンドレイザーにはモデルの長谷川理恵さん、元サッカー日本代表の北澤豪さんらが登録しており、寄付金額を達成しチャリティランナーとして参加する長谷川さんは「産後初のフルマラソン。今回は東京マラソンのチャリティ枠の普及、そして障害者アスリートの理解促進のために走ることを決意した。初めてフルマラソンを走った2000年と同じサブフォーを目標に走る喜びを忘れず、皆様の想いとともに走れれば」とコメントしている。
チャリティランナーは先着3,000人。同システムの詳細はホームページより確認できる。東京マラソンは来年2月23日に開催。