新宿駅周辺の広域エリアで8月23日より17日間、大型アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2013」が開催される。
2011 年から開催され今年で3回目となる同イベント。前回は10日間の開催でのべ29 万6000人を動員した。特別展では、昨年新宿の街をアートの世界に染めた世界的前衛芸術家で新宿区名誉区民である草間彌生さん、CGアートの第一人者であり第63回芸術選奨文部科学大臣賞や2013年春の紫綬褒章を受章するなど国内外で高い評価を受けている河口洋一郎さん、新宿に縁の深い世界的写真家の森山大道さんなど日本が誇るアーティストが集まり特別展示を行う。草間さんは今回、新作バルーンの発表を予定している。
初開催からさまざまな分野の全国の学生が参加する「学生アート・コンペティション」を開催。デジタル映像部門の作品では、応募数150作品の中から第1次審査を通過した約20作品がアルタビジョンとユニカビジョンで上映される。
今回初開催となる映画イベント「CineFesta Shinjuku 2013」では、タレントのLiLiCoさんが選ぶ夏の恋愛映画や写真家森山さんを追ったドキュメンタリー作品「≒森山大道」などを上映する。
また8月18日にはオープニングイベントとしてプロによる音楽演奏を楽しみながら旧新宿コマ劇場の仮囲いにペインティングを行う「こどもと描く大壁画!ライブペインティング」を開催。「未来を担う子どもたちが、手を使い、頭を使い、触れて、つくり、体験することで、溢れる想像力を働かせて遊べる場、学べる場となれば。楽しみながら学び、気持ちがつながるアートの力を親子で体験して、思い出に残る夏休みにしていただけたら」とこどもアートプロデューサーの蟹江杏さん。
「様々な文化を受け入れ成長し続ける懐の深い街『新宿』がアートにつつまれる本フェスタで、感性が刺激される夏の思い出を是非作っていただけたら」と新宿区特命プロジェクト推進課長大柳さん。
各プログラムの詳細はホームページで確認できる。9月8日まで。