新宿東口のフラッグス(新宿区新宿3、TEL 03-3350-1701)2階・3階の改装が完了し、3月7日にリニューアルオープンした。
新業態の「Afternoon Tea LIVING ReMIX」
今回の改装は、両フロアに店舗を出店しているサザビーリーグ(渋谷区)と、同ビルを運営する小田急グループのフラッグス(新宿区)によるもの。
サザビーリーグは、フロアのレイアウトを刷新したほか、新ブランド「ELFORBLR(エルフォーブル)」、新業態「Afternoon Tea LIVING ReMIX」の2店舗を新たに出店した。
「エルフォーブル」の店舗面積は約56坪。20代後半から30代ごろまでの「大人の女性」をコアターゲットとし、「肩の力を抜いたトラッドファッション」を提案する。取り扱う商品の7割がオリジナル商品、3割が買い付けとなる。同ブランド広報担当者は「オリジナル商品は柄や素材、縫製にこだわった。クオリティは高いが、価格は比較的押さえた」と話す。文房具など1,000円以下の雑貨も多数取りそろえているほか、ブルックリンのティースタンドをイメージしたというブースで紅茶のサービスも行っていくという。「情報交換できるようなコミュニケーションの場所になれればいいなと思っている。気軽に毎日でも通っていただきたい」
「Afternoon Tea LIVING ReMIX」の店舗面積は約82坪。「Fusion of Old & New」をコンセプトに、伝統的なものと現代的なものなど、「時代やテイストを超えて自由にスタイリングを楽しむライフスタイル」を提案していくという。これまで取り扱ってきたカフェオレボウルや、定番の一人用茶器「Tea for One」をはじめ、アンティーク家具やクリエーターの作品、洋書、食品など、「独自の審美眼」でセレクトしたアイテムを扱う。「収集家の部屋を模した」という内装は、スタイリスト佐藤朝子さんが手掛けた。季節を感じさせるような試食や試飲など、男女で楽しめる「Experience(体験)」を提供していく予定。
そのほか、「働く女性のための美しいバッグとバッグの中身を提案」する「bijiness(ビジンネス) by SAZABY」も登場。店舗面積は約20坪。1号店はヒカリエ(渋谷区)にオープンしたが、同店では「TOOLS(=バックの中身)」の提案を強化し、コンセプトをより強く打ち出した。オリジナルのバッグは、「A4サイズの書類が入る」「2~3ウェイでの使用が可能」など、働く女性のニーズに応えながらも、素材やパターンなどではトレンドも加味した。
フラッグスでは、新宿駅東南口に直結する2階エントランスに、イベントや新商品の情報を発信するデジタルサイネージを2台新設したほか、3階のトイレをリニューアルした。女性トイレには「Afternoon Tea LIVING ReMIX」で取り扱うアロマを常時設置する。
営業時間は11時~22時。