高田馬場のBIGBOX(新宿区高田馬場1)5階に3月1日、西武鉄道と西武レクリエーション(埼玉県)による「西武のアスリートジム(仮称)」がオープンする。
同館の3・4階には「西武フィットネスクラブ」があるが、今回開業するのは「闘う人を応援するジム」をコンセプトにしたもの。
「近年のフィットネスクラブはファッション化、女性目線で打ち出すところが多く、フリーウエートエリアを縮小化するジムが多い。高田馬場駅周辺には格闘技道場も多く『鍛える』ニーズがある。この店では男性目線の施設にし、他社との差別化を図る」(広報担当者)という。コアターゲットは、高田馬場駅に乗り入れている沿線に務める会社員や、近隣の学生など、20代~40代の「強くなりたい、鍛えたいという男性」。
店舗面積は約551平方メートル。店内には、入会する際に立てた目標を掲げる「ドリームボード」を設置し、常に目にすることで達成意欲をかき立てるほか、ジム内全員で声を掛け合い、苦しみや達成感を分かち合える環境を目指すという。また、通常のジムでは禁止されているという「声だし」も可能。
マシンは、サンドバッグやロープ渡り、ハンドグリップなどで全身をくまなく鍛えることができるというオリジナルトレーニング機具「H鋼」や、天井からつり下げられた「ロープ」、6平方メートルの「リング」などをはじめ、57種類を設置。「通常のマシンでは鍛えられないトレーニングが可能」だという。
「日々、さまざまなフィールドで闘っている方、ストイックに鍛えたい方にぜひ利用してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は10時~23時(土曜・祝日=9時~21時)。日曜定休。月会費=9,000円(入会時に登録料5,250円が別途必要)ほか。現在、同館3階「西武フィットネスクラブ」のフロントで入会を受け付けている。