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新宿駅に「東西自由通路」「新南口ビル」-回遊性向上目指す

新宿駅新南口ビルの北側外観イメージ図(提供:JR東日本)

新宿駅新南口ビルの北側外観イメージ図(提供:JR東日本)

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 JR東日本は9月4日、新宿駅東西自由通路計画および新宿駅新南口ビル(仮称)の建設について発表した。

新宿駅新南口ビル 屋外広場のイメージ図

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 両計画は、JR東日本と国土交通省、東京都、新宿区が協力し「新宿駅周辺の回遊性の向上、交流拠点の整備を進め、大ターミナル駅にふさわしい活気とにぎわいの創出」を目指すものという。

 東西自由通路は、同駅の東口改札と西口改札を結ぶ改札内通路(北通路)を現在の17メートルから25メートルに拡幅し、改札位置を変更して東西の行き来を可能とするもの。一部階段の位置や向きの変更や、ホームへ通じるエレベーター4基を新設する予定もあり、歩行者の回遊性向上およびバリアフリー化を図る。今月着工し、完成は2020年ごろを予定する。

 新宿駅新南口ビル(仮称)は、新南口駅舎跡地に建設される複合ビル。地上33階・地下2階で、延べ床面積は約11万1000平方メートル。高さ約170メートル。新宿駅や新宿交通結節点(新宿駅南側の線路上空部に人工地盤を設置して駅施設、歩行者広場、タクシーおよび一般車乗降場、高速バス関連施設を立体的に配置するもの)に直結される。

 地上6~33階は1フロア約2100平方メートル(基準階)の賃貸オフィス(約7万7200平方メートル)、1~5階はルミネが運営する商業施設(約9400平方メートル)、交通結節点上部の5階~7階は約300人規模の多目的ホールや屋外広場、子育て支援施設等を展開する文化交流施設(約3600平方メートル)となる予定。地下1階~地下2階には約280台収容の駐車場も設ける。完成は2016年春を予定。

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