文化学園（渋谷区代々木3）で7月5日より、「i-love-photography talk and walk 写真を巡る連続トーク」が開催される。会場はA201講堂。

　森山大道さんをはじめ、映画「ヘルタースケルター」の監督も務めた蜷川実花さん、ロックバンド「くるり」のアルバムジャケット写真も手掛けた佐内正史さんなどの気鋭写真家を中心としたゲストを招き、「なぜここに至ったか」という視点で「生の声」を引き出す。

　開催について、「世界中のさまざまな都市に出向いた際、日本の写真状況は他国と比較しても非常にエネルギッシュで、特異な個性を持つ作家たちの潜在する宝庫のように感じた。海外に日本写真を正しく紹介するにあたって、写真家の言葉がとても重要だと考えた」と同展主催であるImpossible Tokyo KK（目黒区）の横山さん。

　ゲストは、5日＝アートディレクター・町口覚さん、キュレーター・本尾久子さん、7日＝写真家・大森克己さん、写真家・蜷川実花さん、11日＝写真家・佐内正史さん、12日＝松濤美術館学芸員・光田由里さん、ギャラリーMEM・石田克哉さん、16日＝写真家・長島有里枝さん、写真家で編集者の都築響一さん、18日＝赤々舎・姫野希美さん、19日＝写真家の野村浩さんと今井智己さん、21日＝写真家・森山大道さん、写真家・操上和美さん、25日＝写真家・野村佐紀子さん、26日＝文筆家で写真家の大竹昭子さん、編集者・アイヴァン・ヴァルタニアンさん、28日＝「インポッシブル」によるインスタントアナログフィルムを使ったワークショップ、写真家・今道子さん。

　料金は、全15回通期＝1万8,000円（学生＝1万2,000円）、1回＝2,000円、土曜・日曜・祝日に開催される2回分に参加できる「1DAY」＝3,000円。スケジュール・申し込み方法はホームページで確認できる。