早稲田大学大隈記念講堂(新宿区西早稲田1)で7月3日、映画「桐島、部活やめるってよ」の特別試写会が開催される。
同作は、第22回小説すばる新人賞を受賞した同名小説を、「腑(ふ)抜けども、悲しみの愛を見せろ」「パーマネント野ばら」で数々の賞を受賞した吉田大八監督によって映画化されたもの。
内容は、とある高校を舞台に、バレーボール部のキャプテンであり、校内の絶対的リーダーである桐島が突然部活をやめたことを発端にゆがみ始めるクラス内の人間模様を描いた青春群像劇。主演は「劇場版 SPEC~天~」の神木隆之介さん。
吉田監督、原作者の朝井リョウさん、プロデューサー枝見洋子さんの3人が同大OBということもあり、全国公開に先駆けて同講堂での試写会開催が決まったという。当日は、吉田監督、枝見さん、同校安藤紘平教授の3人が登壇し、「映画愛を語る」ティーチインも行われる。
広報の杉村征子さんは「現在行われているマスコミ向け試写会は毎回満員。話題作を公開に先駆けていち早く無料で見られる貴重な機会なので、ぜひご来場いただければ」と話す。
16時開場、17時開映。ティーチインは19時~19時40分。入場無料。事前受け付けは不要だが、定員制の先着1100人。