新宿ピカデリー(新宿区新宿3、TEL 03-5367-1144)で6月20日、戦国武将がダンボールで城を建てる映画「築城せよ!」が公開される。
同作品は、現代によみがえった戦国武将が、「城を建てる」という悲願をかなえるため田舎町を巻き込んで奮闘するストーリー。監督と脚本は古波津陽さん。浜頭仁史さんも脚本を手がけた。出演は、片岡愛之助さん、海老瀬はなさん、江守徹さん、阿藤快さん、藤田朋子さん、津村鷹志さん、木津誠之さん、ふせえりさんなど。
撮影のため、開校50周年となる愛知工業大学(愛知県豊田市)が全面技術協力し、実際に段ボールで全高25メートルの城を建てた。
今月21日、10時20分~12時25分の回の上映終了後に、ゲストによる舞台あいさつと劇中で使用した甲冑(かっちゅう)の贈呈式を予定する。舞台あいさつ出演者は古波津監督、阿藤さん、海老瀬さん、木津さん、ふせえりさん。
広報担当者は「『ものづくり』への熱い情熱が込められた感動の痛快エンターテインメント。この熱い精神で不況の世に渇を入れ、この夏、新たな話題を提供していく」と意気込みをみせる。
東京・首都圏と作品の舞台となった愛知県を皮切りに、5大都市から地方にかけ全国順次公開予定。