リビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、TEL 03-5322-6500)内のリビングデザインギャラリーで10月30日より、「ミナ ペルホネンのリボンプロジェクト」が開催される。
同イベントは、リボンの素材としての可能性を追求する「リボンプロジェクト」とテキスタイルブランド「ミナ ペルホネン」とのコラボ企画。ミナのデザイナー・皆川さんの「さまざまな思いつきで使いたくなる、自由なものを生み出したい」という思いが、そのまま形になったインスタレーションを展示する。作品はすべて初公開。
会場デザインは、建築家の中村竜治さんが担当し、「リボンの森に迷い込んだようなイメージになる予定」(広報担当の木村さん)という。
2002年にスタートした同プロジェクトは、井上リボン工業(福井県越前市)が異分野のクリエーターとコラボレートし、リボンを素材とした家具やインテリアプロダクトの新商品開発を行うもの。コレクションはMoMA、シカゴ現代美術館、国際新美術館などのミュージアムショップやギャラリーで販売されている。
「ミナ ペルホネン」は、北欧風テキスタイルを使った洋服やバッグ、家具などを手がけるブランド。フィンランドで「ミナ」は「私」、「ペルホネン」は「ちょうちょ」を意味する。
皆川さんは「リボンは時間の表現。時の流れや景色の移り変わり、出会いやハプニングを、リボンの長さの中で表現した。リボンの可能性を感じてほしい」と話す。
開催時間は10時30分~19時。水曜定休。11月11日まで。