新宿区役所1階ロビーで、近くの小学生たちや中山弘子新宿区長らが作業に参加して仕上げた「使用済み切符」のアート作品が展示されている。
同作品は、副都心線開通を記念して新宿高島屋が6月29日まで展示していたもので、作品名は「切符deアート」。縦2.1メートル・横3.2メートルの大きさで、東京メトロで回収された使用済み切符13万8,000枚をはり合わせて作られている。同区長のほか新宿高島屋関係者、高田馬場福祉製作所、戸塚第二小学校の生徒、手塚プロダクションなどが制作に参加している。
制作方法は、原画をコンピュータ処理で白黒の点画に変換した大きな絵を200分割し、その1枚1枚の点画に合わせて切手を貼って完成させるもの。「1枚の分割台紙を完成させるのに2時間もかかる」(同区担当者)という。作品のモチーフは同区の未来大使「鉄腕アトム」。新宿の風景をバックに空を飛ぶ姿が生き生きと再現されている。お茶の水博士やウランちゃん、ヒゲオヤジなどおなじみのキャラクターも描かれている。
展示は今月30日まで。
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