「第1回京王フォトコンテスト」入賞作品の展示会が3月17日、新宿の「京王プラザホテル」(新宿区西新宿2)南館2階で始まる。
準グランプリ作品 木村亮介さん「雨あがり」高尾山(八王子市)
昨年、京王線・井の頭線沿線の魅力を広く伝えるため、四季の移り変わりを感じられる自然や街並み、旧跡、祭事などの写真を募集した同コンテストには1475点の応募があった。担当者は「これまでも同様のコンテストを行っていたが、今までは入賞作品をカレンダーにして発売していた。今回初めて展示会形式で入賞作品を発表することにした」と話す。
入賞作品11点を展示する。グランプリを受賞したのは渡邉英明さんが日野市の高幡不動尊で撮影した作品で、タイトルは「秋色の屋根」。準グランプリは木村亮介さんの「雨あがり」(八王子市・高尾山)、飯森公子さんの「光のミュージック」(調布市・多摩川)が受賞した。ほかに「KEIO賞」7作品、「朝日新聞社賞」1作品が並ぶ。
担当者は「年配の男性の応募を中心に、京王線や井の頭沿線にお住まいの方からの応募が多かった。これまではカレンダー形式だったので季節を意識した作品が多かったが、展示会形式になったこともあり、街の風景や人をメインにした作品が増えたように感じる」と振り返る。
4月29日から「京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター」(多摩市関戸1)で展示する。