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「新宿の目」再び動く-時代を反映しLEDの光に

再び明かりがともり回転を始めた「新宿の目」。本来動くということを知らずに驚く通行人の姿も

再び明かりがともり回転を始めた「新宿の目」。本来動くということを知らずに驚く通行人の姿も

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 新宿スバルビル(新宿区西新宿1)地下1階にあるパブリックアート「新宿の目」が、2月9日から再び動き始めた。新宿駅西口地下広場を行き交う人々を40年以上にわたって見守ってきた巨大な目は、東日本大震災以降、消灯・停止していた。

 「新宿の目(L'OEIL DE SHINJUKU)」は、彫刻家の宮下芳子さんが1969年に制作したアクリル製の作品。高さ3.4メートル、幅10メートルで、内部に照明が埋め込まれ、目頭と瞳の部分が回転する。新宿駅西口地下の通路に面した一角にあり、さまざまな特撮ドラマや映画などのロケ地としても使われた。

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 同ビルは2010年に富士重工業(渋谷区)から小田急電鉄(新宿区)へと売却され、「新宿の目」も同社が管理することになったが、その後東日本大震災が発生。節電のため回転装置や照明は停止したまま、丸4年が過ぎようとしていた。

 小田急電鉄CSR・広報部の担当者は再開について「節電に関してある程度の期間を経たこともあり、再点灯を検討した」と話す。再開にあたって事前に清掃や点検整備が行われ、内部の照明は消費電力を極力抑えるためLEDになった。

 「もともと待ち合わせ場所として長く使われてきた場所。しばらく電気が消えて暗かったので、再び照明がついたことで改めてランドマークになってくれたら」と担当者は話す。

 点灯時間は毎日10時~22時。