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フォトギャラリー シリウスで「はたらくすがた」入選作品展-子どもの目で見つめた“働くということ”

入賞作は子どもたちの驚きや感動が伝わるものばかり

入賞作は子どもたちの驚きや感動が伝わるものばかり

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 新宿御苑前の「アイデムフォトギャラリー シリウス」(新宿区新宿1、TEL03-3350-1211)で、11月20日から「第10回 アイデム写真コンテスト『はたらくすがた』入選作品展」が開催されている。

小学生、中学生、高校生各部門のグランプリ

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 同コンテストは今年で10回目。小中高生を対象に働く人の写真を募集し、撮影を通じて仕事について考えてもらうことを目的としている。応募総数7459点から選ばれた小中高各部門のグランプリ、準グランプリ、優秀賞、佳作、団体奨励賞など全44点を展示している。

 140キログラムのマグロを解体する60才の祖父、ドクターヘリに乗り込み出動準備をする父、家で見せる時とは違うまなざしで教鞭を執る母。被写体は家族や地域の職人、見学に訪れた土地の人々などさまざまで、レンズを通して子どもたちが見た“働く人たち”の力強さや生き生きとした表情が切り取られている。

 「弊社が新卒の求人事業に力を入れる中で、就職難や雇用のミスマッチといった問題の背景に“仕事”について考える機会や時間が少ない、ということもあるのではと考えた」と話すのは、同ギャラリーを運営する求人広告会社アイデム(新宿区)の浜道さん。「子どもの頃からさまざまな仕事について学ぶ場を増やしていけば視野が広がる。すぐに結果が出ないかもしれないが、かつて参加した子どもたちが将来就職する時に、この経験が役に立ってくれたらうれしい」とも。

 同社は今年、このコンテストと地域の写真文化への貢献が評価され、第40回日本写真家協会賞を受賞した。

 開館時間は10時~18時(最終日は15時まで)。期間は12月3日まで。日曜休館。入場無料。

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