小田急百貨店新宿店（新宿区西新宿1、TEL 03-3342-1111）で6月20日より、長崎の物産展が開催される。

　長崎県単独としては初めてとなる同催事。同社広報の吉永さんによれば、昨年まではゴールデンウイークの時期に福岡県と合同で物産展を開催していたが、人気が高かったため、あらためて各県の魅力を深耕するということで単独開催になったという。

　会場には21店舗が出展。松翁軒のカステラ（1本、1,050円）や、外尾冷菓の「バラ型チリンチリンアイス」（1本、200円）、長崎中華街の蘇州林「冷凍具入り皿うどん」（1人前、750円）など、長崎ならではの「異国情緒あふれる」味を提供する。

　小田急百貨店開店50周年を記念した特別限定品として、豚バラ肉の角煮を柔らかな生地で挟み込んだ長崎の名物メニュー「長崎角煮まんじゅう」に、自家製のコチュジャンをまぶしてスパイシーに仕上げた「『岩崎本舗』コチュまん」（1個300円、各日限定100個）、カレーパンの生地とシュークリームのクリームを使った「『レストラン峰の家』揚カスタードクリームパン」、日本有数のビワの産地である茂木市のビワを使ったカステラを、さらに薄いカステラで巻いて作る『茂木一○香（もぎいちまるこう）』茂木ビワ入りカステラ巻き」（1本735円、各日限定50本）など、同店バイヤーと地元の有名店が共同で開発した限定メニューも提供する。

　そのほか、各日数量限定で名産品を500円均一で販売する「ワンコイン特集」も予定。

　バイヤーの弥政（いよまさ）さんは「出店数は他の物産展よりも少なめだが、長崎を代表する店を網羅している。会場では長崎の雰囲気を満喫していただけるのでは」と話す。

　開催時間は10時～20時30分（6月24日は20時まで、最終日は19時閉場）。今月26日まで。