新宿ルミネ1(新宿区西新宿1、TEL 03-3348-5211)の地下2階に3月10日、マカロン専門店「マドモアゼル マカロン」1号店がオープンした。運営は洋菓子の製造や販売などを手がける「アッシュ・セー・クレアシオン」(兵庫県芦屋市)。
同店は洋菓子のマカロンを「日本の感性で表現する」マカロン専門店。同社は、スイーツブランドの「アンリ・シャルパンティエ」や「シーキューブ」を展開する。店舗はマカロンの色が映えるように白を基調とした。ターゲットは20~30代の女性。
マカロンはイタリアからフランスに広まった、アーモンドの粉を使用したカラフルな洋菓子。日本で広く知られているのは「マカロン パリジャン」と呼ばれているもの。フランスの各地方には、さまざまな素材を使った焼き方や食感が異なるマカロンがある。このことから「マカロンにはこんなに種類があり、さまざまな商品展開ができるということを表現する」と同社広報担当者。
「若い女性をファンに取り込みたかった」ことから、1号店は新宿にオープンした。「(店が)駅からの近く、新宿は東京の中でも人気のある街だと感じたため、この場所に決めた」。オープン当日は開店時に多くの女性客が行列を作り、通行人からの注目を集めた。
販売するのは、素材や色、ネーミング、デザイン、形などを日本流にアレンジしたマカロン。季節ごとに商品を投入し、年間で約100色のマカロンが登場する。定番の「マカロンクルール”パリ”」や「マカロンクルール“ジャポン”」、マーブル模様やイラストが描かれた「マカロングローバルカワイイ」、季節限定の「マカロンセゾン」、マカロン風にアレンジされたケーキ「マカロンガトー」、マカロンの皮にフルーツピューレを染みこませた「マカロンコック」、焼き菓子マカロン「マカロングランメール」の全6シリーズのマカロンを取りそろえる。価格は179円~1,890円(単品~詰め合わせ)。
広報担当者は「(さまざまな種類があるので)その日の気分に合わせて選んでほしい。『グランメール』はクセになる新食感なので、ぜひ味わってほしい」と話す。「初年度売上目標は9,000万円。今後は関東を中心に店舗展開を行う」とも。
営業時間は10時~22時。