代々木にある一軒家ギャラリー「アートガーデンまちや北参道」(渋谷区代々木1、TEL 050-5502-5203)は4月から、「自然とつながるアートスクール」を開校する。
同ギャラリーは「自然とつながる」をコンセプトに、人と自然をつなげるさまざまな作家の作品を取り上げてきた。展示を行う作家には、山梨や長野、千葉などの田舎を活動の拠点とする人が多いという。
同スクールは、単発のワークショップと異なり年間を通して行われる講座。同ギャラリーで展示を行っている作家などを講師に迎え、絵画や版画、クラフト、ジュエリー、食などを介して、自然と向き合えるワークショップを開いていく。また同ギャラリーだけでなく、千葉の南房総にある「アートガーデン・コヅカ」(千葉県鴨川市)も活動拠点とし、今年夏には山でのアート合宿も予定している。
同ギャラリー代表の来嶋洋介さんは「鑑賞して楽しむのもいいが、自分で作るのが一番。都市と自然をつなげるきっかけを与えたい。子どもから大人までどんな人にとっても新しい発見があるアートスクールを目指す」と話す。
1回目となる「学校で教えないアート教室」として今月29日、「竹の楽器作り」をテーマに開く。講師は、画家・クラフト作家・絵本作家の宮下昌也さん。開催時間は10時~12時、14時~16時。定員は12人。参加費は2,000円(材料費は300円)。
開廊時間は11時~19時。