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今年は会場案内ARや“里帰り野菜”を味わうランチも 「ロハスデザイン大賞2015新宿御苑展」開催

「新宿御苑・隣人祭り LONG TABLE」では、芝生の上に250人分のランチテーブルを並べる(※昨年開催時の様子)

「新宿御苑・隣人祭り LONG TABLE」では、芝生の上に250人分のランチテーブルを並べる(※昨年開催時の様子)

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 環境省とロハスクラブ(中央区)は、新宿御苑(新宿区内藤町11)で「第10回ロハスデザイン大賞2015新宿御苑展」を5月15日から開催する。

特製「里帰り御膳&江戸東京野菜おみそ汁」

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 同展の今年のテーマは「ソーシャル・デザイン2015未来計画」。ロハスなヒト・モノ・コトを表彰する「第10回ロハスデザイン大賞2015」最終ノミネートの展示・投票ほか、昨年も好評を博した「森のおもちゃ美術館」をはじめ、地球環境問題について分かりやすく楽しみながら参加・体験できる展示・ワークショップ・ステージイベントなどが行われる。

 新宿御苑は、近代農業振興を目的として1872(明治5)年に設置された「内藤新宿試験場」と、その後の「新宿植物御苑」が前身。イチゴやオリーブなど、欧米から導入された品種を含むさまざまな果樹・野菜がここで研究栽培され、全国へと送り出された。16日・17日のランチイベント「隣人祭り LONG TABLE」では、こうした“里帰り”野菜を使った限定和食メニューを展開。また「江戸東京野菜おみそ汁」は、災害時にも使えるトヨタ「プリウス」の給電機能を利用して保温し、温かい状態で提供される。

 今年は、会場で使えるスマートフォン用無料アプリ「ミライヌAR」も登場。オリジナルキャラクター「ミライヌ」が、位置情報を利用して御苑内のエコな豆知識を紹介しながら案内してくれるというもの(5月14日からダウンロード可)。

 同展は今年10回目を迎える。担当者は「10年前は『エコ』がメインテーマだったが、東日本大震災を経て、人や社会とのつながりを意識した『ソーシャル』に移行し、また災害に役立つプロダクトなども紹介するようになった。参加者の関心や反応も、より具体的なものへと変化した印象を受ける」と話す。

 新宿御苑の入園料は大人200円、小中学生50円、未就学児童無料。開催時間は9時~16時(16時30分閉園)。17日まで。天候による決行/中止など詳しくはホームページにて。

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