新宿駅周辺の広域エリアで8月24日より、大型アートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2012~アートと過ごす夏時間」が開催される。
昨年10月に「つながりの誘発」をテーマに開催され、約24万5000人を動員したという「学生クリエイターズ・フェスタ2011」の第2弾として開催される同イベント。今回はタイトルから「学生」を外し、より幅広い層にアピールするプログラムを加えた。
特別企画として、2012年3月に新宿区名誉区民となった前衛芸術家の草間彌生さんによる特別展や、草間さんを追ったドキュメンタリー映画「≒草間彌生~わたし大好き~」の上映会も予定。そのほか、CGアートの第一人者と言われる河口洋一郎さんの特別展、北川フラムさん監修による「10daysパブリックアート展」、先行して開催されている「こどもアートプログラム」を担当した蟹江杏さんの特別展も開く。
学生が日頃の研究結果やさまざまな作品を発表する「学生アート・コンペティション」は、オブジェやモニュメントなどを展示する「空間デザイン部門」と、アニメーションやCGなどの映像作品を上映する「デジタル映像部門」の2部門に分けて展示・発表する。
「映像ファン必見!豪華特別セミナー」では、TVアニメーション、ドキュメンタリー、3D映像、動画配信サイトなど、さまざまな映像ジャンルで活躍するキーマンを講師に招き、トークセミナーを開く。
併せて、歌舞伎町の各所でアート作品の展示や音楽演奏とともにオープンカフェを実施する「歌舞伎町アートカフェ」、学生による手作りアート作品やコミックの販売、ステージイベントを繰り広げる「学生万博」、各会場をコンシェルジュと共にバスで巡る「しんじゅく芸術まち歩き」、「思い出横丁街並み絵巻プロジェクト2012」も予定する。
各プログラムの詳細はホームページで確認できる。9月2日まで。