都庁前をスタート地点として開催される「東京マラソン2012」は7月15日より、10万円以上寄付すると「チャリティーランナー」としてフルマラソンに出場できる参加者の募集を開始する。先着3000人。
前回大会より「つなぐ」をテーマに掲げチャリティープロジェクトを実施。寄付金は総額7,325万3,580円が寄せられ、チャリティーランナーのエントリーは707人となった。寄付金は、難病と戦う子どもたちが利用する設備や施設整備を行うNPOに提供されたのをはじめ、東京の水源の緑化整備、難民キャンプに太陽光発電の街灯設置、障害者アスリートの育成、ニュージーランド震災への義援金、東日本大震災への復興支援金として配分された。
来年2月26日に開催される同大会も「つなぐ」をテーマに寄付金を募集する。前回の受付期間(12月15日~1月6日)より受け付け開始を5カ月前倒しし、チャリティーランナーの参加定員も3倍に増やす。寄付金の分配は、50%が東日本大震災への復興支援金に充てられ、残りを前回大会のチャリティー協力団体などへ寄付される予定。
チャリティーの寄付金は7月15日10時より、「東京マラソン」のホームページまたはチャリティースポンサー「ゼビオ」のホームページで受け付けを開始する。チャリティーランナーの参加募集は、定員の3000人に達し次第、募集を終了(定員に達しなかった場合、参加受け付は11月30日で終了)。ランナー参加には10万円以上の寄付金以外に、大会参加料1万円と事務手数料500円が別途必要となる。詳細は大会ホームページで確認できる。