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新宿でルミネ主催のアートアワード 受賞作品を館内装飾として展示

グランプリ(ウィンドウ部門)に選ばれた織晴美さんの作品「I am Here @ Lumine」

グランプリ(ウィンドウ部門)に選ばれた織晴美さんの作品「I am Here @ Lumine」

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 ルミネ新宿(新宿区西新宿1)とルミネエスト新宿(新宿3)で現在、ルミネ主催のアートアワード「LUMINE meets ART AWARD 2016」の受賞作品が館内装飾として展示されている。協力はアッシュ・ペー・フランス。

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 2013年に始まった同公募企画。アーティストの発掘、活動支援を行うとともに、「日常的にアート作品に触れ、新しい出会いや発見を楽しんでもらえたら」と続けられてきた。

 昨年夏に「エレベーター部門」「ウィンドウ部門」「インスタレーション部門」「映像部門」の4部門に集まった480点の中から選ばれた受賞作品6点と、ゲストアーティスト・井口皓太さんの映像作品を展示。審査委員は、ギャラリストの小山登美夫さん、ルミネのシーズンビジュアルなどを手掛けるコピーライター、クリエーティブディレクターの尾形真理子さんら6人が務めた。

 グランプリを受賞したのは、現在ニューヨークでイラストレーター、アーティストして活動中の織(おり)晴美さん(ウィンドウ部門)。2002年から制作しているという「I am Here(私がここにいるということ)」をタイトルにした、彫刻空間を作る作品で、「ルミネ2」2階に展示されている。

 準グランプリにはハイヒールをモチーフにした住田衣里さんの「Hunters(ハンターズ)」(インスタレーション部門)、ルミネ賞はakatin(アカチン)さんの「でぃすこ」(ウィンドウ部門)、入賞は照屋美優さんの「Imaginary Landscape(イマジナリーランドスケープ)」と安藤充さんの「Algorithmic SANSUI(アルゴリズミック サンスイ)」(共にエレベーター部門)、持田寛太さんの「飯循環(メシジュンカン)」(映像部門)が選ばれた。

 同アワード事務局の担当者は「審査員総評で小山さんが『(審査が)複雑味を増していった。ルミネ的なものではないものを、内に入れ込む、それこそがルミネ的だとはっきりしてきた』とおっしゃったように、さまざまな要素を持ったバラエティーに富む作品が選ばれた。回を重ねることでアワードとしての広がりも感じる」と話す。「場所が指定されているため、商業施設の中という規制がある中でアーティストは自分の作品をいかに表現するか考えなくてはならない。今回も面白い作品がそろっているので、立ち寄っていただけたら」とも。

 営業時間は11時~22時(ルミネエストは土曜10時30分~)。2月1日まで。

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