OZONEで恒例イベント「夏の大茶会」-世界のお茶が一堂に

展示場内では茶事にまつわるさまざまな食器などが販売されている

展示場内では茶事にまつわるさまざまな食器などが販売されている

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 リビングデザインセンターOZONE(新宿区西新宿3、新宿パークタワー内、TEL 03-5322-6500)は7月11日より、世界のお茶と暮らしをテーマにしたイベント「夏の大茶会」を開催している。

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 同イベントは、同館が毎年夏に開くもので、昨年は6日間の開催で13万人の来場を集め、夏の恒例の催事として定着している。今回のテーマは「お茶とデザイン」。両者の関係や、お茶、ティーウエアそれぞれの魅力を紹介している。青木淳、伊東豊雄、隈研吾、妹島和世など、日本を代表する12人の現代建築家が陶磁器「美濃焼」の産地企業と協業しデザインしたカップとソーサーが、リビングデザインギャラリー(6階)で展示されている。

 パークタワーホール(3階)では、「お茶事への招待~茶室・庭・会席で知る流れ~」と題し、遠州茶道宗家13世家元の小堀宗実さんが、伝統的な茶事の流れを露地・茶室・映像・展示で分かりやすく表現する特別展を開催。入場料は300円。期間中の数日間、小堀さん本人による茶道の講座も行われる。

 「OZONEプラザ」(3階)では世界各地のお茶を使ったティーセミナーや体験型プログラム、お茶や暮らしに関連するトークショーが連日開催されるほか、6階では「ガンバレ!輪島漆器わじま蔵出し市」を開催。今年3月に起きた能登半島地震で、被災のため通常では販売しにくくなった漆器などを特別価格で販売することにより、輪島地方を応援する。

 特設会場(7階)では、室町時代、茶の湯が成り立つ前に大名や武士の間で流行した「闘茶(=金品をかけて抹茶の味の当てあう遊び)」に模した「婆娑羅(バサラ)茶会」を連日開催、ゲーム感覚で抹茶の世界を楽しめる。参加費は500円。

 地下1階~地上7階では全館で「大茶会マーケット」を展開。日本や世界各地のお茶をはじめ食器、茶道具、布製品、家具、かばんなど、「暮らしに華を添える品々」(同館)を多数販売中。

 開催時間は10時30分~19時。会期中は無休。7月17日まで。

リビングデザインセンターOZONE 

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