米新型スケボー「ブレイブボード」-予想を超える人気に急きょ新型投入

ビタミンアイファクトリーが発売する、新型の「ブレイブボードRipStik G」

ビタミンアイファクトリーが発売する、新型の「ブレイブボードRipStik G」

  • 0

  •  

 美容・健康・スポーツ用品の企画・開発や輸入販売を行う「ビタミンアイファクトリー」(新宿区新宿1、TEL 03-5360-1600)は2月上旬より、新型スケートボートとして話題を集めている「ブレイブボードRipstik」の新型を発売する。

[広告]

 同商品は、同社が昨年のクリスマス時期に合わせて売り出したスケートボード型スポーツギア。メディアで取り上げられるとともに人気も急上昇し、11月29日発売の初回取り扱い分を早々と売り切った。予想を超える人気に同社は急きょボードの中央部分にメタルを使った「ブレイブボードRipStik G」の輸入を開始した。発売日は2月7日を予定しているという。

 商品名の「G」は「GRIND」(グラインド)の頭文字。グラインドとはスケートボードのテクニックの一種で、ボードの車輪の間を鉄枠や手すりなどにあてて滑走するもの。新型ではラバーで巻いてあった前後ボードのつなぎ部分をアルミニウムに変えて、「上級者でも十分にテクニックを発揮できるスペックとなっている」(同社社長の渡辺未来雄さん)。従来機は主にファミリーで楽しむことを目的としていたが、今回はスケートボーダー、サーファーなど20~30代の本格志向のユーザーをターゲットに販売戦略を立てているという。

 渡辺さんが同商品と初めて出会ったのは、昨年春に家族旅行に行った先のハワイ。たまたま通りで小さな女の子がスラロームしながら元気に滑走する姿を見て、日ごろから自分の子どもと何か運動を通じてコミュニケーションを深められないかと考えていた渡辺さんは、さっそく現地で同商品を買い求めた。日本に持ち帰って自宅の前で子どもと練習する渡辺さん親子の姿を見た近所の子どもたちや親などから商品の問い合わせを多く受けるようになり、「それなら自分が直接アメリカの会社と取り引きして輸入してみよう」(渡辺さん)と思い立ったという。

 アメリカから商材を直輸入するのは初めてだったという渡辺さん。最初は言葉や契約形態の違いなど、さまざまな苦労があったという。日本での専売権を得てからも、安価な模造品対策のために中国の工場に直接出向いて交渉を行うなど、「障害は多かった」と振り返る。

 渡辺さんは同商品を通じて「もっとも大切なことは人と人がコミュニケーションを深めること。手を取り合って練習することで互いの信頼感を深めてもらえれば。子どもたちは特に運動を通して未体験なものにチャレンジする勇気も養ってほしい」と話す。「ブレイブ(勇気)ボード」は、そんな思いから名付けたオリジナルの商品名だという。

 同社では新宿を中心に「親子が一緒に楽しめるイベントなどに商品貸し出しや協力を積極的に行っていきたい」(渡辺さん)という。

 「ブレイブボードRipStik G」の価格は18,800円(シルバーのみ)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース