新宿区立新宿文化センター（新宿区新宿6）小ホールで3月10日～12日の3日間、「第1回新宿演劇祭」が開催される。

　主催は公益財団法人新宿未来創造財団。同祭は、新宿区内の生涯学習館などで活動中の演劇団体が参加する新しい演劇祭として企画された。期間中、10の団体が熱演を繰り広げる。

「新宿には数多くの劇場やライブハウスがあり学生演劇も盛ん。演劇は刺激の多い新宿のアートの中でも主要な役割を担い、その歴史を重ねてきた。今回新たに『演劇祭』の名を冠する理由は、地域に根ざした活動を行なう文化団体を応援し、地域を文化の力で元気にしていきたいという思いにある」と同財団担当者。

　多くの公演を見てほしいという願いから、1日通し券も用意している。「地域が応援団となって文化の担い手を後押しし、その担い手たちが地域の文化体験に貢献する。そんな姿を夢に見て、新宿演劇祭は船出する」とも。

　入場券は自由席（各回定員210人）で完全入れ替え制。入場料は各公演によって異なり、ホームページで確認できる。先着40人限定の1日通し券は、10日＝3,200円（2公演分）、11日＝5,500円（4公演分）、12日＝5,000円（4公演分）。